
国内最高品質の栃木レザーを使用した革靴の魅力をご紹介します。
栃木レザーはその質の高さで知られ、使い込む程に深みのある味わいが増していきます。
一緒に栃木レザーが時間と共に魅せる経年変化(エイジング)を楽しんでみませんか?
栃木レザーとは?:老舗タンナーが創り出す最高品質の革

栃木レザーとは、1937年に創業された栃木レザー株式会社が製造する牛革のヌメ革の事です。
同社は名前の通り、栃木県栃木市に拠点を置く国内有数の老舗皮製造業者(タンナー)です。
皮と革の違い
皆さんは「皮」と「革」の違いをご存じでしょうか?
革の原料である動物の生の皮は、そのままにしておくと時間の経過とともに腐ってしまします。この腐食を防ぐために鞣し(なめし)という処理を行う事で、「皮」から「革」へと変化します。「皮」は動物の生の肌であり、様々な製品の材料として加工されたものが「革」なのです。
また、皮の部分によって模様に特徴があり、革製品になったときの個性(表情)にもなっています。
本革(皮)特有のトラや血筋(ちすじ)といった表面の模様は、決して不良ではありません。むしろ本革だけが持つ「生きた証、個性」と言った方がしっくりきます。 本記事では、トラや血筋などの天然の革(皮)の模様について説明します。 […]
「ヌメ革」とは、どんな革?
ヌメ革とは、植物性のタンニンを使って原料の皮を鞣し(ベジタブルタンニン鞣し)、表面にほとんど加工を施さずに仕上げた革の事を指します。一般的に市場に広く流通している革は、化学薬品を使って鞣されたクロム革と呼ばれるものが大半です。
ヌメ革はクロム革に比べて経年劣化が進みやすい特性がありますが、栃木レザーは熟練の職人たちの高度な技術によって品質を維持しながら生産されています。創業以来受け継がれた20もの製造過程を経て、完成までには約6ヶ月かかります。
丁寧に製造された栃木レザーは、革の風合いを生かした自然な仕上がり。しなやかで柔らかく、鞣しの工程で加えられた油分によって、落ち着いた艶をまとっているのが特徴です。
レザーの経年変化(エイジング):使う人の歴史を刻む時間の美

革の最大の魅力は、それが自分の色に育ち歴史を刻んでいく事です。
色合い、光沢、触り心地、質感、同じ革でも、環境や使い方によって、その表情は大きく変わります。
いつまでも変わらない美しさの革もあれば、どんどん渋く深みを増していくものもあり、中にはちょっとくたびれたような風合いのものもあります。
使う人の個性やライフスタイルを反映させながら味わい深さが増していく、こうした変化をポジティブに捉えられる表現として「エイジング(=経年変化)」という言葉があります。
愛用の革製品を、世界でただ一つのオリジナルな色や風合いに育て上げる楽しさ、エイジングの魅力はまさにそこにあります。
特にヌメ革は鞣しの過程で加えられた油分が時間をかけてゆっくり表面に浸透していく事で、深い色合いと上品な光沢を放つようになります。
栃木レザーの革靴の経年変化(エイジング)
栃木レザーを使用した革靴をご紹介します。
未使用の状態でも、革が持つシワや色味を生かした雰囲気のある表情。革に含まれる油分が上品な光沢を放ち、革靴の立体感を際立たせます。
約三年ほど履き込んだ状態がこちらです。
全体的に落ち着いた色味になり、渋さが増しました。また、シワに沿って色の濃さが変化し、ヴィンテージ家具のような重厚感も出ています。
甲部分には、使う事で出来たシワが刻まれ、より味わい深い雰囲気をまとっています。
ヌメ革(キャメル)の経年変化
左:未使用 / 右:約3年使用
元々表情豊かな革が、経年変化(エイジング)によって、その人だけのオンリーワンの革靴に育ちました。経年変化(エイジング)を楽しむ革の色としては、明るめのブラウン系(キャメル)がおすすめです。
革靴のお手入れ方法
革靴全般に言えることですが、定期的にお手入れ(メンテナンス)することで革靴は長持ちします。
栃木レザーの革靴も定期的にケアすることが、良い経年変化(エイジング)のポイントになります。
お手入れ内容については上の動画をご覧いただき、ケア用品の詳細は下記の記事をご参考ください。
関連リンク
東京浅草のシューズブランド「whoop’-de-doo’(フープディドゥ)」が製造する、栃木レザーを使った革靴をご紹介します。






