お手入れ方法_#1
2023.02.03
皆さま、シューズのお手入れはされておりますでしょうか?
お手入れに関しては、ユーザーの皆様から多くのお問い合わせを頂戴しております。
HPをリニューアルして動画を掲載できるようになったので、せっかくなので撮影してみました。
今回は弊社の看板モデル「栃木レザーシューズ No.103313」の日常のケアについて。
お手入れ内容は動画をご覧いただき、ケア用品の詳細はこちらの記事をご覧ください。
今回使用したケアグッズをざっくり分類すると「ブラシ」「クリーナー」「クリーム」の3種類。
あとはクリームを塗ったり、磨いたりするとき用クロス(布)もあると便利です。
それでは分類ごとに見ていきましょう。
今回は2種類のブラシを使っています。
ホースブラシ(馬毛) 毛の密度、そしてしなやかなのでホコリなどを払うのに最適
ピッグブラシ(豚毛) コシ、弾力があるのでクリームを馴染ませたりツヤ出しに使いやすい
今回は使用していませんが、山羊毛のブラシもあります。
山羊毛ブラシ 毛足が柔らかいので鏡面磨きの仕上げに最適
それぞれを用途に合わせて使用していきます。
続いてクリーナー(汚れ落とし)です。
目的としては、革の表面に付着した汚れ(泥、油汚れ、カビなど)の他、汗などから浸透する塩分の除去。
そしてこれまでにお手入れした際の、古く劣化したクリームやポリッシュを取り除くことです。
この作業を行うことにより靴クリームもしっかり浸透するようになります。
化粧水を使う前にしっかり洗顔するイメージですね。
いよいよシュークリーム(靴クリーム・靴墨)。
様々な色やパッケージの靴クリームが販売されておりますが、大きく分けて「乳化性」と「油性」の2種類あります。
それぞれ用途が異なっていて、ざっくり言うと↓
乳化性 油脂と水分が多いので革に潤いを与えるなど全体のケア用
油性 油脂と蝋(ワックス)成分がほとんどなのでツヤ出し用
あとはほとんどの製品が瓶入り→乳化性、缶入り→油性となっているので意外と分かりやすいです。
(成分表にも「乳化性」or「油性」としっかり記載されていますので心配な方は要チェックです。)
今回は日常のケアについての内容でしたので、油性クリームは使用しませんでした。
「栃木レザーシューズ No.103313」は弊社でも人気のモデルなのですが、「キャメル」の色合わせはしばしばお問合せを頂戴します。
弊社販売スタッフをリサーチしたところ、コロンブスさんのBoot Blackシリーズの「コニャック」が一番しっくりくるとの意見が多かったです。
次いで「チェスナット」でしたが、こちらの方がやや赤みが強く出るので、お好みに合わせて使い分けていただくと良いと思います。
いずれにしてもクリームの色通りの色に仕上がるわけではないので、気軽に試していただくと良いと思います。
ちなみにBoot Blackシリーズ、上品なツヤに仕上がります。
今後も動画を撮影していく予定ですので、どうかご期待ください。
今回ご紹介したケアグッズは弊社直営店各店にてお取り扱い中です。
(一部当ECサイトでも販売中です。)
ご不明な点などがあればお気軽にお問合せください。