
革靴(ビジネスシューズ、ドレスシューズ)のヒール(かかと)部分には、トップリフトと呼ばれるパーツがついています。このパーツは地面と接するのでとても磨耗が激しいパーツです。今回は、このトップリフトの役割や、修理・交換の工程についてご説明します。
トップリフトとは?

靴のヒール(かかと)の一番下部分、地面と接地する面に取り付けられる部品の事を指します。一般的にゴム製やプラスチック製のものが多く、摩耗して削れていく部品です。
トップリフトの役割
ヒール本体の摩耗やダメージを防ぐために、トップリフトが地面との接地面として機能し、靴の寿命を延ばす役割があります。
また、歩行時にクッション性、グリップ力を高めることで安全性を向上させます。特に高いヒールを持つ靴では、ヒールが地面に直接接触するよりも、トップリフトを使う事でバランスがとりやすくなります。
トップリフト交換のタイミングは?

トップリフトの厚みが半分(画像の赤ライン)くらいになってきたら交換のタイミングです。均一に擦り減っていく事は稀ですので、一番削れている部分を目安にしてください。
一般的に、歩行時の加重移動は足裏のかかと外側から始りますので、トップリフトも外側が一番削れていきやすい箇所です。これが内股気味の方ですと、トップリフトも内側が最初に削れていきます。
まだ大丈夫と思っていると、ヒール本体が削れてしまっていることもありますので、早めの交換修理をおすすめします。
トップリフト交換の工程

古いトップリフトをはがす

ヒールの底面をやすりで削る


接着剤でヒールとトップリフトをくっつける


トップリフトの縁を切り落とす

グラインダーで側面の形を滑らかに整える

ヒール釘を打つ

トップリフトの側面を染める

仕上げに磨く



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