
靴磨き選手権大会を振り返る
昨年(2023年)開催された靴磨き選手権大会に出場した、弊社北千住マルイ店の松田店長。
「靴磨き選手権大会」とは、靴磨き職人の頂点を決める大会で、靴磨き文化の発信と発展を合言葉に行われており、昨年では、約1,800名の来場者と63名の選手が参加されました。
惜しくも一回戦敗退となりましたが、2024年大会も出場が決まりました。
社内では随一の靴磨き技術を持つ松田店長に、前回大会の振り返りと次回への意気込みを数回に渡り語ってもらいます。



本来の力の2割ぐらいしか出せませんでした。ガチガチでした。やっぱり雰囲気にのまれます。
結構あの・・・真っ白になりました。自分が何を塗ってるかすら・・・もう。

内羽根ストレートチップって、王道でもあり新社会人の方々にも選ばれる入門靴じゃないですか?
「新社会人が着用する」と言う設定で取り組んだので、ギラつきを抑えて光りすぎないぐらいで磨きたいっていう思いもあったんですけど、全然光らなかったって言う・・・ああ。。。


これは無理だなって展示を見て悟りました。
あれだけの数がずらっと並んでいる中でも、それぞれ磨き手の個性がでてましたね。

個人的に好みの仕上がりの方が3名くらいいました。
非常に艶やかな仕上がりで素晴らしかったです。

その時のコンディションとか、大会で出てくる靴がどうなのかっていうのがあるので。
(お題の靴は色、デザイン含めて開始までは知らされません)



磨きのテーマに沿ったテクニカル、そしてそれをプレゼンする説得力が重要なんだと思います。

いや、もう緊張して全然ダメでした、って答えると、「来年も出るんですか?」と聞かれたり。
友人からも行ったよ、とかもありましたね。

自分の力を出しきった上で、敗退して、じゃあ来年頑張ろう!っていうんじゃなく、力を出しきれず終わっちゃって。
でも大会後の懇親会は参加。なんかすごく悔しい。
もちろん靴磨きを本業としている方々ばかりなので、どこまで勝ち上がれるかは分かりませんが、なんとか1回戦は突破したいですね。


ただ、ハイシャイン(鏡面磨き)がベースの大会じゃないですか。
大会に向けた磨きをすると、弊社の靴にはトゥーマッチかなと。
うちはドレスカジュアル系デザインが多いので、あまりギラギラしすぎないように調整しています。
あと大会では新品の靴を磨くので、そこも大きな違いだと思います。

お客様とお話ししながらじゃあこういう風に磨きましょう、今回はちょっと変えてツヤ控え目で行きましょう、ガチガチに行っちゃいましょうか!と言う感じで仕上がりを決めていく事が多いですね。
何回も預かった事がある靴だったりすると、こういう癖だからこう磨けばいいんだ、っていうのが分かってくるので、リラックスして楽しみながら磨けますね。

フープディドゥ 北千住マルイ店 店長
松田 勇一
プロフィール
元美容師と言う経歴を持つベテラン販売スタッフ
繊細なタッチの左指で織りなすシューシャインは社内随一の輝きを放つ
【Instagram】
@matsuda8507_w/
@whoopdedoo_kitasenju/
【靴磨き選手権大会とは】
「靴磨き文化の発信と発展」を目的に2018年より開催されている靴磨きに特化した大会。
プロアマ問わず、靴磨きを愛する全ての人々が参加でき、靴磨きの技を競い合います。
昨年は会場を大阪・東京に拡大し、63名の選手が出場、会場には約1800名の観客が訪れました。
2024年は会場を東京と大阪、そして福岡にも拡大し、熱い戦いを繰り広げます。
一般社団法人 日本皮革製品メンテナンス協会
【WEB】 https://jlpma.net/championship/
【Instagram】 @shoe_shining_championship/
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松田店長が実演する革靴のお手入れ方法は下記リンクからご覧いただけます(動画あり)



