LOOK BOOK(ルックブック)とは、主にアパレル業界で使用されている業界用語で、メーカーが新商品のリリースに合わせてシーズンごとに用意している商品カタログ(小冊子)です。
LOOK BOOKの意味や、どのような目的で作られているのかについてご紹介します。
LOOK BOOKの意味
「見る本」つまり「絵本」のことです。ルックブックは呼び名の通り「見る本」であり、細かい説明などはほとんど掲載せず、ブランドの世界観を見て感じるための写真集としてデザインされています。
ルックブックとは広義にはカタログと同意語ですが、狭い意味では1人のモデル、特定のブランド、特定のテーマを軸にファッション写真をコレクションしたものです。
アパレル業界ではルックブックを毎シーズン発行することで進化するブランド・コンセプトを発信しています。
SSとは
Spring(スプリング)、Summer(サマー)の略で、春夏コレクションという意味です。
AWとは
Autumn(オータム)、Winter(ウィンター)の略で、秋冬コレクションという意味です。
FWとは
Fall(フォール)、Winter(ウィンター)の略で、秋冬コレクションという意味です。※AWと同じ意味です。
イギリス英語では“秋”を「Autumn(オータム)」と言い、アメリカ英語では“秋”を「Fall(フォール)」と言います。ヨーロッパ圏では「SS / AW」でLOOK BOOKのシーズンを示し、アメリカ・ニューヨーク発のブランドでは「SS / FW」の組み合わせで表記される傾向があります。
ファッションモデルを起用して個性を表現
ルックブックが多くのファンを魅了する大きな要因のひとつに「ファッションモデルの起用」があります。
ブランドの世界観に合わせたモデルが起用されることで、メンズ、レディース、ユニセックスなど性別でのセグメントや、カジュアル、モード、トラッド、フォーマルなどのスタイルを消費者がイメージしやすくなります。
大手ブランドでは、今をときめくファッションリーダーなどがモデルとして起用され、ブランドイメージに大きな影響を与えます。
世界観を表現するロケーション
ブランドイメージの想起に不可欠なルックブックを構成する要素には、ファッションモデルの持つ個性のほか、ビジュアルの背景となる「ロケーション」があります。
アウトドア向け、デート向け、パーティー向けなど、活用シーンをイメージさせるロケーションは、ブランドの世界観の表現に多大な影響を与えます。
逆に、ファッションアイテムやモデルに焦点を絞りたい場合には、背景をフラットにするなど、ロケーションの選定には様々な意図や工夫が反映されています。
LOOK BOOKには、そのブランドならではの世界観を表現するロケーションが選定されています。
ルックブックのオンライン活用
紙媒体での展開が主流であったルックブックですが、ブランドサイトからPDFデータとしてダウンロードできるなど、多くのブランドでルックブックのWeb活用が行われています。
Instagram、Twitter、FacebookなどのSNSを活用してオンライン上でカタログ的に閲覧できる環境を提供したり、メルマガ限定のルックブックを配信するなど、その展開方法は多岐に渡ります。
靴のメーカーである当社もLOOK BOOKを作成し、オンライン上で公開しています。
