黒の内羽根ストレートチップ_No.19430133

2022.09.22


「黒の内羽根ストレートチップ」こう聞いてすぐに冠婚葬祭と思う方は少なからず靴に詳しい方だと思います。
黒の内羽根ストレートチップは最もフォーマルな靴とされ、セミフォーマル以上の場で用いられ海外ではビジネスシーンで履くことはあまり無いようです。
しかし日本のビジネスウェアは独自の発展を遂げ、特に就職活動で黒いスーツが採用されてから黒スーツ・黒い革靴は日常的に用いられ、黒の内羽根ストレートチップもまたビジネスにおいても切り離せない一足となっています。

さて、そもそもストレートチップとは何か?というところから簡単にご説明します。
ストレートチップは足先に一文字に切り替えがある靴を言います。
かつて製靴技術が発達していなかった時代は、一枚革(ホールカット)でつま先を美しく仕上げるのが難しかった。
靴職人たちは試行錯誤の末、別の革のキャップ・トゥでつま先を包むことで靴を最も美しく仕上げるに至ったそうです。

技術が進化しプレーントゥでも美しくつま先を成型することができるようになった現在も、ストレートチップがホールカットよりフォーマルに位置づけされる所以もこのあたりにあるのではないでしょうか。
もちろんホールカットもフォーマルシーンにふさわしいのは間違いありません。

フープディドゥの定番モデル・内羽根ストレートチップシューズ No.19430133は一足は持っておきたいフォーマルの王道のデザインながらも、ステッチに控えめなピンキング(ギザギザとしたデザイン)をほどこし、少しだけカジュアルに仕上げることでブラックも冠婚葬祭だけでなく重要なビジネスシーンやドレスカジュアルの場面で使いやすいデザインになっています。

二足目に持っておくと重宝するブラウンカラーはシャドウ仕上げを施し深みのある落ち着いたルックスです。

マッケイ製法のため、柔らかく、ウエストが絞られたすっきりとしたシルエットなのも使い勝手を良くしています。
また、底には耐久性とグリップ力で定評のあるヴィブラム社製の半張りラバー・トップリフト(かかと部分)を採用し、タフな底周りが忙しい現代人の足元を支え、重宝すること間違いなしの一足です。

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