10分で鏡面仕上げ

 昨年(2023年)開催された靴磨き選手権大会に出場した、弊社北千住マルイ店の松田店長。

「靴磨き選手権大会」とは、靴磨き職人の頂点を決める大会で、靴磨き文化の発信と発展を合言葉に行われており、昨年では、約1,800名の来場者と63名の選手が参加されました。

開催を目前に控え、今回は最終仕上げとして規定通りの「10分磨き」チャレンジをしてもらいました。

――今回は予選と同様に【10分で片足を鏡面仕上げする】という構成でタイムを計測しながら磨いていただきましたが、どのような配分で各工程を進めたのでしょうか？


松田：基本メンテナンスをそれぞれ1分〜1分20秒で行い、最後の30秒で仕上げに取り掛かるイメージで磨いています


――今回の磨きはどんなことをイメージして仕上げましたか？


松田：ストレートチップの靴だったので立体感のある仕上がりにしようと思いました。
ワックスの塗布量に強弱をつけて光らせ方にメリハリを持たせ、つま先はより光るよう意識して磨きました。

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